たかが箱。されど箱。
普段、サンキャチャーを送るときは、ガラスが傷がつかないよう、割れないよう、緩衝材(プチプチ)で巻いて保護しています。 「こわれもの」だから、「見た目のきれいさ」よりも、まずは無事にお届けすることのほうが大事。
けれども、そろそろギフト用としてのサンキャッチャーも扱いたいところ。
昨日、サンキャッチャーを持って、箱製造メーカーや、パッケージ取扱店へ相談に行きました。
結果、見た目を美しく、かつ、運送中に壊れないように、曲がらないようにという要望を叶える理想的な箱は相当なコストがかかることがわかりました。
箱の中にスポンジを入れ、丸く形をくり抜き、そこにサンキャッチャーのトップパーツのボールを納める。
ビーズがついたワイヤーは、ボールを傷つけないように細いポリエチレンの袋に入れ、ワイヤーの折れ曲がりを防ぐため、スポンジに円を描くように溝をつけてそこに納める・・・
これ、機械を使うとはいえ、全部、人の手で作るものです。だから、要望が多いほど、コストがかかるんですよね。
理想を言えば、ン十万、ン百万の腕時計や宝飾品が入っている箱と同じものが必要です。 でも、サンキャッチャーにそんな箱をわたしが使ったら・・・! お品代の半分が箱代になってしまいます!
結局、理想を追い求めるのをあきらめ、既製品の箱を使って、工夫をすることにしました。
今後、サンキャッチャーのギフト箱が必要な人が多く集まれば、まとめてメーカーに発注して低コストの箱ができるかもしれませんね。
たかが箱。されど箱。
箱って、ただ、ものを納めるためのものではなくて、中身を引き立てる大事な装飾品の一部
ですよね。
メーカーさん、問屋さんにいろいろ教わって、勉強になった1日でした。